歌の抑揚とは

『歌は陰影で作られる』
22.04/09

歌の技術その1
~抑揚とは~

ロボットが話す時
一本調子で不自然
なので

もっと感情を込めて
と言いたくなります

おはよう
バイバイ

君は居なくなった
空を飛びたいんだ

何でもいいですが
どんな調子で話すか

それが口調と呼ばれる
1種の個性です

歌にも曲調というもの
メロディというもの
リズムというもの

そこに歌詞が加わります

なのでロボットじゃない
あなたの個性で
歌うのであれば

歌い方
言い方

寂しい
怒ってる
訴えてる
泣きそう
優しく諭す
甘える
強がる

そこには物語があり
歌はドラマのように
感情が波打ちながら
あなたと私のやり取り
が展開します

メロディに加えて
言い方即ち歌い方が
くわわっていきます

大きい声から小さな声
抑えた感情が爆発する時
吐き出した感情に込めた悲しみ
泣きたい気持ちで優しさを伝える

どんなシチュエーションを
作るかは歌い手の個性です

色んなフレーズで聴き手に
訴えて行くのが歌なので

そこには多くの工夫が
込められているものです

その表現の一つ一つが
歌い手の技術となって
説得力に昇華されていく

どんな状況のときに
どんな言い方を
あなたはしますか??

それが歌の中で問われる
抑揚の正体なのです

メロディ通りじゃなくて
も構わないと思います

大袈裟に伝える場合は
メロディに幅を持たせて
歌ってもいいのです

違和感なく聴き手に
アピール出来れば
あなたの個性として
評価されるでしょう

さあ、どんな歌を組み立てるか
歌が難しいと感じるなら

貴方の歌の設計図を
作って歌ってみて下さい

歌は物語です(^^)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください